正直なところ、今以上に応援したいと思えるYou tuberが現れるとは思っていなかった。
君は、たぐぢエンターテイメントを知っているか?
アニメが好きでない人にとっては、耳なじみのないYouTuberだろう。
アニメ系YouTuber たぐぢエンターテイメントとは?
私がたぐぢエンターテイメントと出会ったのは、スーツ交通の同期YouTuberというところからだった。
ぽつぽつと過去動画を見るようになっていたが、たぐぢエンターテイメントのチャンネル登録を力強く押していたのは【コミケ】と呼ばれるコミックマーケットに現れる【転売ヤー】を全面的に否定し、コミケが抱えている問題を切々と訴えている動画を見たからだった。
彼は、中国から多く訪れる転売ヤーに苦言を呈しながらも、コミケの行列に並んでいたときに中国から訪れた青年と仲良くなった話しをしていた。
回りの行列に並んでいる人が、チャイニーズとひそひそと話しているのも青年たちには聞こえていただろう。
その中国の青年は田口さんを目当てのブースまで案内し、終始大好きなアニメの話しをしていたという。本当の転売ヤーだったら徹夜組で並び、自身よりもっともっと前の列にいたはずだと力強く語る。
アニメ好きの中国の青年、田口さんと出会えてよかったね、と心から思う。
彼のような日本のアニメを心から愛する外国人を守るためにも、転売ヤーの撲滅を力強く動画内で訴えていた。
また、転売ヤーが夜間からコミケに行列を作ることは禁止といわれているが、それにも関わらず並び続けている国内外の転売ヤー達の前に立ち「夜から並んではいけませんよ」と寒空の下、薄着のコスプレをして転売ヤー達へ直接訴えかけていた。
ここまでガッツがある日本人を私は見たことがない。
画像で見た限りでは、おそらく転売ヤーの人数は100人近いように見えていた。
シュプリームの事件のように、大勢の転売ヤーに袋叩きにされるのも覚悟の上だっただろう。違法者の元へ自ら出向き、どのように主張すれば角が立たずに説得ができるのか?どのように語り掛ければ徹夜組を諦めてくれるのか?おそらく彼も真剣に考えた末の行動だろう。
この動画を見て思ったことは、果たしてコミケ本部には、彼の行動と思いは通じないのだろうか?
ロリコンとは本当に悪であるのか?
また、ロリコンである人が起こした幼女へわいせつな行為を行った事件についても彼は言及していた。
これを受けて、幼女ものの青年向け漫画などに大きな規制がかかることが法律で制定されそうだが、これを絶対にやめるべきだと訴えていた。
また、本来のロリコンはその少女の喜怒哀楽・喜ぶ姿を心から嬉しく思い、見守ることだと話していた。
だから、ロリコン全員を頭ごなしに否定するのは、間違っていると。
私は女性であるが、これに関しても全くの同意見である。
なぜ、海外の過激すぎる表現が含まれるDVDは簡単に許されて、日本の誇りであるアニメでは許されないのか?と。
まず、制限をかける対象を間違えている。日本の若きアニメーター達が安い賃金のなか生み出している作品に、制限をかけてしまう必要は果たしてあるのだろうか?
幼女ものの同人誌や青年向けの漫画・DVDなどが法律によって消えてしまったらどうなるのか・・・政府には、そんな簡単なこともわからないのだろうか?
それまで漫画やDVDなどで満足を得ていたロリコンの、ほんのわずかな一部の人達のなかには、法律によって制限がかかることで欲求が満たされなくなるケースもあるだろう。
その結果、リアルの幼女へ目が向くようになるケースもわずかながら、あるだろう。
そういったものをおさめるための青年向けの漫画やDVDではないのか。
非常に腹立たしいと感じることだが、なぜ日本の政府はこれほどまでに「性」を悪と捉え、コンビニからも撤退させ、隠そうとするのか?
テレビでもほんの少しだけ前には「性」について、もう少しオープンだったように思う。
隠され、行き場を無くした先に向かうものが、どこになるのか。
その答えを、なぜ簡単にあんなに大勢の大人達が導き出せないのか、私には理解ができない。
アニメのキャラクターを嫁に迎えること
話しを戻そう。
初音ミクを嫁に迎えた公務員がニュースに流れていたことは、まだ記憶に新しい。
このニュースを始めてみたときには「そういう時代に突入したんだな」と思っていた。私自身、アニメに肯定的な感情があるため理解できないとは思えなかった。
しかし、たぐぢエンターテイメントの動画を見たことで漠然として思いは、「納得」へと変化していた。
彼は、リゼロのレムという鮮やかなブルーのショートヘアが可愛らしいキャラクターを「嫁」としている。それは、彼にとって偽りはないのだろう。
アニメキャラクターに生活を支えてもらい、常に側に寄り添ってもらい、苦楽を共にした仲だから。彼にとっては、レムの叱咤激励する声が聞こえているのだろう。花束を持ちタキシードを着用し、レムのイベントに参加する姿には思わず感服してしまったものだ。
「そういう形もある」と思わせてくれる、キャラクター愛に溢れた動画はアニメに精通していない人が見ても思わず共感してしまうのだ。
たぐぢエンターテイメントがこれから、大きく飛躍することを切に願う。
そして、いつか等身大レムのフィギュアが手に入りますように。
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