私は水溜りボンドのファンなのであるが、なぜか【おる溜まりピース】の動画を長い期間開けずにいた。
私がYouTubeを視聴する目的は「仕事をする間のラジオ代わり」なのだ。
2人組YouTuberが3組も集まったら、相当賑やかな動画だろうと予想していた。まだ、動画を開いてもいないのに「大学生ノリになってそうだから、ちょっとイヤだな・・」と思いスルーしてしまっていたのだ。
2020年に初めて【おる溜りピース】の動画に出会う
それが2020年に入り、なんのきっかけだったか初めておる溜りピースの動画を視聴した。
コラボを何回かしていたのは知ったいたが、おそらく最も新しいコラボ動画だったかと思う。
それぞれの相方を入れ替えて動画を撮影しようといった内容のもの。カンタはじんたんと、トミーは渋ジャパと、ないとーはテオ君と。ここで書いていて思ったのは、やはり文字にしてみても、テオ君はテオと呼び捨てで書く気持ちにはなれない。
相方を入れ替えてわーわー!と騒ぐ雰囲気の動画なのかな・・と思いながらぼんやりと視聴し始めた。動画は、カンタとじんたんの早食いの組からスタートする。早食いは苦手そうな二人だがどうなるのだろう?と思いながら見つめていると、カンタが鼻水を噴き出したシーンでここまで的確にツッコミを入れていたじんたんに一番驚いていた。
先輩だろうがやはり、笑いの場面になれば引いてはいられないだろう。
しかし、同学年ではなかろうかと思われるほどのなかなかのツッコミに「幼馴染同士」のような空気感を感じていた。つまりは、先輩らしく振る舞わないカンタもすごいし、後輩らしくと小さくならないじんたんだってすごい。
そして、ないとーとテオ君だ。ほぼ顔芸で笑わせ合ってるような動画だったが、こちらもシンプルに面白かった。おそらくはボケ×ボケのぶつかり合いだとは思うのだが、ものすごく良い化学反応が起きていると動画から感じていた。
トミーと渋ジャパさんは、高齢の夫妻のような落ち着きぶりだ。
前2組を見ていたから思うところだが、トミーと渋ジャパはそのまま温泉日帰りの旅ロケなんてのも楽しそうだと感じた。おそらくは、周りのボケ(人でもモノでも)の面白を瞬時に発見し、拾い上げて突っ込むことがうまい二人だ。
外ロケだったら、この組の良さが出ただろうなと少し惜しく感じるところだったのだ。
そして2020年にスカイピースの魅力を知ることになる
そして、私はそれまでなぜかほとんど見てこなかったスカイピースのチャンネルへと足を運ぶことになる。
おそらくは1~2年ほど前にもスカイピースの視聴数が高い動画は再生していた。しかし、その時の私の心の琴線には触れなかったのだ。おそらくその時期は、東海オンエアに夢中な時期だったかと思う。
先にも話したとおり、BGMとして動画を視聴する自分にとって若い世代の作るテンションが高い賑やかな動画は不向きなのだ。最もBGMとして適しているのは、ホラーゲームだ。2時間ほどのホラーゲームで、プレイヤーがイケボならなお良い。
話を戻し、スカイピースは「とても賑やかな動画」だと思い込みがありながらも、再生するようになっていた。
しかし、何年か前に再生したスカイピースの動画よりも、最近アップされたものは明らかに大人の落ち着きがほんのりと感じられるようになっていた。
24歳なら、社会人としての責任や日々の疲れもしみじみと感じてきている年代だろう。20歳前後のハイパワーな時期と25歳前後のあたりのパワーには、やはり明らかに違いが出てくるのだ。それが、動画の端々から感じられた。
そして、スカイピースの動画をぽつぽつとみるようになり、彼らがものすごく努力家だということも知ることになる。水溜りボンドと同じく「毎日投稿」という姿勢を崩さず、一つ屋根の下に生活している。
以前の私のように何も知らない人から見ればスカイピースは「イケメンの陽キャなお兄ちゃん達なのだ」
ミュージックビデオのプロモなどを見れば本当に分かりやすく、太陽なのだ。それに比べ、やはり水溜りボンドは少し影の部分も感じさせてくれる。
スカイピースの強みはこれから高齢層を取り込めること
スカイピースの現強みは、恐らく圧倒的に10~20代の若者からの指示を得ていることだろう。若い世代が見やすい、ポップでキャッチ―でさくっと見やすい動画だ。
しかし、前述したとおり、スカイピースが年を重ねていくことで2人にはさらに深みが増し、落ち着きも出てくるのだろう。
そうなったときに、若い世代だけではなく30代40代50代あたりのファンも大きく獲得できるだろうと予想している。
そうなったときのスカイピースは、恐らく登録者数も水溜りボンドや東海オンエアと競るくらいまで登録者数が伸びてゆくのではないかと予想している。若い世代のファンの心を掴んだまま、高齢層の登録者数も獲得してゆく。
これは、なかなか他のYouTuberでは簡単に真似できないことだろう。